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    Q&A

SaaSについての基礎知識

そもそもSaaSとは何なのですか?
A.SaaSとは、Software as a Service の略称です。つまり「サービスとして利用するソフトウェア」という意味です。ユー
  ザーがソフトウェアの内必要なものだけを選択して利用できるようにした、ソフトウェアの提供の仕方の一形態と言える
  でしょう。
   SaaSによると、ユーザはソフトウェアを購入するのではなく、必要な機能のみを必要なときに利用でき、利用する機
  能に応じた分だけの料金を支払うことになります。
   簡単に言えば、ソフトウェアを買って使うのではなく、借りて利用する形態と言ってもよいでしょう。


なぜ、今SaaSなのですか?
A.日本の企業の内で、IT経営を実践している企業の割合は26%で、米国の54%と比較すると低い水準となっていま
  す。特に中小企業の95%以上を占める従業員数20名以下の層ではその割合が極めて低くなっています。
   このような現状の認識の下に、2008年7月、経済産業省は「中小企業向けSaaS活用基盤整備事業」を開始しまし
  た。これは、アプリケーションソフトをSaaSとして提供することで、中小企業のIT化を促進し競争力の強化を図ることを
  目的としています。
   2009年3月31日、経済産業省が主宰するJ−SaaSがスタートしました。J−SaaSは、「財務会計などバックオフィ
  ス業務から電子申告までを一貫して行える便利なワンストップサービービス」とされています。
   SaaSは、2001年のIT基本法の制定による e−Japan構想に基づくもので、政府は平成2009年度中に50万社
  を目標にSaaSの本格サービスを提供したい考えです。


SaaSはどのようにして利用するのですか?
A.J−SaaSは、2009年3月31日から利用可能となっています。J−SaaSのホームページを開くと様々なアプリケー
  ションソフトが並んでいます。この内から必要なものを選択してネットで購入します。金額は「○○○円/月額」と表示さ
  れています。Amazonで購入するのと同じ感覚です。
   現在、J-SaaSに参加しているアプリケーションベンダは18社です(2009年3月25日現在)が、経済産業省は、参加
  していないソフト開発業者にも参加を呼びかけており、早期にJ-SaaSの普及を図る方針です。


SaaSは、中小企業にとってどのようなメリットがあるのですか?
A.企業が、例えば財務会計をアプリケーションソフトで行おうとする場合、そのアプリケーションソフトの機能の全てを利
  用するとは限りません。しかし、現状のアプリケーションソフトは、付加価値を高めるために、必要のない多くの機能を
  備えています。財務会計だけを行いたいのに申告システムや給与計算システムが附属している場合がこれに該当しま
  す。
   その点J-SaaSによれば、必要なときに必要なアプリケーションソフトのみを「借りて」利用できる訳ですから、財務会
  計をIT化しようとする場合の初期投資は、アプリケーションソフトを「買う」場合に比べて割安になります。
   また、J-SaaSを利用すると、利用者が税制改正等に伴うソフトウェアのアップデートをする必要がなくなるなど事務負
  担を軽減することができます。


SaaSには、どのような問題点があるのですか?
A.
まず、経済産業省が目標とする50万社の利用が達成できるかどうかです。普及率が低いとJ−SsaS全体の事業規
  模が小さくなり、アプリケーションベンダにとって採算が合わないということになりかねません。仮に採算をとるために利
  用料金を引き上げるようなことになると、利用者がさらに減少するという悪循環に陥る可能性も否定できません。
   また、利用料金は利用の形態によって様々ですが、平均すると月額3000円〜5000円程度のようです。しかし、ア
  プリケーションソフトを購入する場合でも、安いものは2万円程度で購入できることを考えると、確かにJ−SaaSによる
  と初期投資は軽減されますが、2〜3年の期間で見た場合J-SaaSは必ずしも割安とは言えないことになります。
    いずれにしても、J−SaaSは緒についたばかりですから、今後の動向を見ながら利用の適否を検討していく必要が
  ありそうです。


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